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花鬘
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けまん
ふりがな文庫
“
花鬘
(
けまん
)” の例文
花鬘
(
けまん
)
をその
頸
(
くび
)
にかけ、果を供え、
樟脳
(
しょうのう
)
に点火して
薫
(
くゆ
)
らせ廻り、香を
焼
(
た
)
き飯餅を奉る、祠官神前に供えた椰子を砕き一、二片を信徒に与う。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
天蓋
(
てんがい
)
には、
瓔珞
(
ようらく
)
、
羅網
(
らもう
)
、
花鬘
(
けまん
)
、
幢旛
(
どうばん
)
、仏殿旛等。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
また花香
花鬘
(
けまん
)
等を一日欠かさず供えずば、隠れ去って用を
為
(
な
)
さぬとある。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“花鬘(
華鬘
)”の解説
華鬘(けまん)は、仏堂における荘厳具のひとつ。花鬘、花縵とも書く。梵語の「クスマ・マーラー(kusamamala)」の漢訳で、倶蘇摩摩羅と音写される(倶蘇摩が花、摩羅が鬘=髪飾り)。金銅・牛革製の円形または楕円形のものに、唐草や蓮華 (れんげ) を透かし彫りにして、下縁に総状の金物や鈴を垂らすもの。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
鬘
漢検1級
部首:⾽
21画
“花鬘”で始まる語句
花鬘酒