花都かと)” の例文
投楽散人とうらくさんじんとかいえる人、花都かとの産なり、さるとし水無月みなつきの炎暑にたえかね、昼寝の夢さめて、席上に残せる木枕をみるに、胡蝶一つ羽を休む。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)