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花氷
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はなごおり
ふりがな文庫
“
花氷
(
はなごおり
)” の例文
そこには、かつて見たこともない、ずばぬけて大きな
花氷
(
はなごおり
)
が電燈を反射して、キラキラと美しい虹を浮かべて、立っていた。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
彼の慌だしい頭の中に巨大な真空のガラス瓶だとか、死体の
花氷
(
はなごおり
)
だとかの、荒唐無稽な幻影が浮んでは消えて行った。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
装飾用の
花氷
(
はなごおり
)
だったのである。水を受ける為の装置は台に取りつけてあったので、上の氷丈けが落ちたのだ。
夢遊病者の死
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“花氷”の解説
花氷(はなごおり)は、中に花を入れて凍らせた氷の柱。氷柱、氷中花ともいう。夏の季語。
冷房機が普及していなかった時代、装飾と涼を得る目的をかねてデパートやホテル、レストランなどに置かれたもので、冷房が普及した現在でもイベントやパーティ用に注文される。
氷に不純物が混ざらないよう、水をかき混ぜながら凍らせるため、制作には1週間を費やす。花以外にも彫刻や玩具などを入れた「物入り氷」もある。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
氷
常用漢字
小3
部首:⽔
5画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車