“色相”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しきそう83.3%
しきさう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
散るも咲くも、死ぬも生まるるも、ふかく観じてみれば、宇宙一円の中の、春秋の色相(しきそう)のみ。……おもしろの世かな。さようにも思われます。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金屏(きんびょう)を背に、銀燭(ぎんしょく)を前に、春の宵の一刻を千金と、さざめき暮らしてこそしかるべきこの装(よそおい)の、厭(いと)う景色(けしき)もなく、争う様子も見えず、色相(しきそう)世界から薄れて行くのは
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たとひ色相(しきさう)はすべて空(むな)しとも
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)