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艫舵
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ろだ
ふりがな文庫
“
艫舵
(
ろだ
)” の例文
どのようにしてどう
飜訳
(
ほんやく
)
してよいのか、「まことに
艫舵
(
ろだ
)
なき船の大海に乗出せしが如く、
茫洋
(
ぼうよう
)
として寄るべなく、
只
(
ただ
)
あきれにあきれて居たる
迄
(
まで
)
なり」
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
が、開巻第一のページから、ただ茫洋として、
艫舵
(
ろだ
)
なき船の大洋に
乗出
(
のりいだ
)
せしがごとく、どこから手のつけようもなく、あきれにあきれているほかはなかった。
蘭学事始
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「まことに
艫舵
(
ろだ
)
なき船の大海に乗出せしが
如
(
ごと
)
く、
茫洋
(
ぼうよう
)
として寄るべなく、
只
(
ただ
)
あきれにあきれて居たる
迄
(
まで
)
なり」とでもいうべき状態になってしまう、と言えば少し
大袈裟
(
おおげさ
)
だが、とにかく多少
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
艫
漢検1級
部首:⾈
22画
舵
漢検準1級
部首:⾈
11画
“艫”で始まる語句
艫
艫綱
艫櫓
艫舳
艫寄
艫櫂
艫先
艫幕
艫擢
艫板