“船庫”の読み方と例文
読み方割合
ふなぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このほか、水軍のとりでや、船庫ふなぐらの備えもあって、その船手には。——李俊、げん小二、げん小五、げん小七。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あらゆる攻勢をこころみ、偵察も出し、わけて水寨すいさいうかがッて、しばしば船庫ふなぐらの焼打などにも出ていたのだったが、はくの守りはかたく、いつも失敗に帰していたのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)