舞能ぶのう)” の例文
彼が道楽にはじめた立花りっか(生け花)、闘茶とうちゃ(茶道)なども、やがて観世清次どのの舞能ぶのうのごとく、案外、ゆくすえ世の文化に大きな開花を見せるやも知れません。なべて人に役立つものは亡びない。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)