“至味”の読み方と例文
読み方割合
しみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味っても味っても味い尽せぬ。又味わえば味わう程味が出る。旨い。苦中にも至味しみはある。其至味しみを味わい得ぬ時、人は自殺する。人生の味いは無限だけれど、之を味わう人の能力には限りがある。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
理智のまなこ抉出けっしゅつして目的を見ざる処に、至味しみ存す。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)