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自宅
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いえ
ふりがな文庫
“
自宅
(
いえ
)” の例文
それからこっち、お藤は浅草の
自宅
(
いえ
)
へも帰されずに、離室からは毎日のように左膳の
怒号
(
どごう
)
にもつれてお藤の泣き声が
洩
(
も
)
れているのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
突然
暇
(
いとま
)
を告げて、そしてぼんやり
自宅
(
いえ
)
に帰った。かれは
眩暈
(
めまい
)
のするような高いところに立っていて、深い谷底を見
下
(
お
)
ろすような
心地
(
ここち
)
を感じた。
まぼろし
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
何かしきりに考えながら
帰路
(
かえり
)
を急いで、三次は花川戸の
自宅
(
いえ
)
を起した。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
朝早くからひとりで
噪気
(
はしゃ
)
いで、煎餅の仕上げが済むと同時に、夕暮れ近くいそいそとして
自宅
(
いえ
)
を出て行ったが、それが小半時も経ったかと思うころ、
蒼白
(
まっさお
)
な顔に歯を喰い縛って裏口から帰って来て
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“自宅”の意味
《名詞》
自宅(じたく)
自分の(個人的な)家。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
“自宅”で始まる語句
自宅着