臥処ふしど)” の例文
臥処ふしどにて身をさびしみしわれに見ゆ山の背並せなみのうねりてゆくが
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
家ざくら散り過ぎぬれば鶯も臥処ふしど荒れぬと思ふらんかも
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
しづかなる吾の臥処ふしどにうす青き草かげろふは飛びて来にけり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)