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膂力
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ちから
ふりがな文庫
“
膂力
(
ちから
)” の例文
未
(
いま
)
だ碌に御府内を見たことが無いというから同道して来たが、
起倒流
(
きとうりゅう
)
の奥儀を
究
(
きわ
)
めあるだけあって、
膂力
(
ちから
)
が強いばかりで、頓と
風流気
(
ふうりゅうぎ
)
のない武骨者じゃ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼女みずから
膂力
(
ちから
)
があれば、法印のうしろからむしゃぶりついて肩先にも噛みつきたいと思ったようであったが、案外、雲助どもが、手足が利かず、たちまち敗亡して
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
それは皆
先方
(
むこう
)
さまへ申し上げてある、山川廣様というお方に貴様の身の上を話して、学問もいたしません、剣術も心得ませんが、
膂力
(
ちから
)
は有ります、人が
綽名
(
あだな
)
して
立臼
(
たてうす
)
の權六と申し
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
素
(
もと
)
より斬られる覚悟だから、
併
(
しか
)
し
私
(
わし
)
だって斬られめえと思えば、あんた方親子二人がゝりで斬ると云っても、指でも附けさせるもんじゃアねえ、
大
(
でっ
)
けい
膂力
(
ちから
)
が有るが、
御当家
(
こちら
)
へ米搗奉公をしていて
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“膂力”の意味
《名詞》
からだのちから。筋肉のちから。
(出典:Wiktionary)
膂
漢検1級
部首:⾁
14画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“膂”で始まる語句
膂肉