“腹違”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらちがい50.0%
はらちが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう思うと自分とは大変懸け隔ったようでいて、その実どこか似通った所のあるこの腹違はらちがいの姉の前に、彼は反省をいられた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼には一人の腹違はらちがいの姉と一人の兄があるぎりであった。親類といったところでこの二軒より外に持たない彼は、不幸にしてその二軒ともとあまり親しく往来ゆききをしていなかった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それは、お玉には腹違はらちがひの姉、お粂を指してることはあまりに明かです。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)