腰部こし)” の例文
で、彼は子供の頭を押え、ももでその繊細かぼそ腰部こしを締めつけた——子供は両手を男の膝の上においていたが——そのとき男は、或る憎悪にくしみが、われにもあらず、むらむらっと心中に沸きかえった。
生さぬ児 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)