脚絆はばき)” の例文
こういう土地柄ですから、女がどんな労働をしているか、大凡おおよその想像はつきましょう。男を助けて外で甲斐々々かいがいしく働く時の風俗は、股引ももひき脚絆はばきで、盲目縞めくらじま手甲てっこうめます。かぶりものは編笠です。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
脚絆はばき解く間の夕闇を
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)