脚木あしぎ)” の例文
秀吉はすぐ歩を運び、やぐらの下へ寄って宙を見上げていた。野天の井楼せいろうなので、階段もない。組まれている脚木あしぎを頼りにじ登るのである。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)