“胡僧”の読み方と例文
読み方割合
こそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、予は姫君が恋しゅうて、御意ぎょい得たいと申すのではない。予の業欲ごうよくに憧るる心は、一度唐土ひとたびもろこしにさすらって、紅毛碧眼の胡僧こそうの口から、天上皇帝の御教みおしえ聴聞ちょうもんすると共に、滅びてしもうた。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)