トップ
>
胚種
>
はいしゅ
ふりがな文庫
“
胚種
(
はいしゅ
)” の例文
故に浪漫派は、実に近代詩の開祖であって、今日のあらゆる詩派に於ける母音のものは、すべて
此処
(
ここ
)
に
胚種
(
はいしゅ
)
している。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
自分の思想の
胚種
(
はいしゅ
)
をいだいて出て来たばかりの今この時、なぜねらったように老婆の話に行きあたったのか?……彼はこの事情の一致がいつも不思議に思われた。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
ファーラーの魅力の
胚種
(
はいしゅ
)
は、リリー・レーマンのうちにあったことを発見(?)したのである。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
或は
錫蘭
(
セイロン
)
島だといい、いや、架空の表現なのだとか、いろいろ議論がありますものの、大体北方の哲学の
胚種
(
はいしゅ
)
が、後世文化の発達した、これ等南の海洋の気を受けた土地に出て来て、伸々と芽を吹き
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
胚
漢検1級
部首:⾁
9画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
“胚”で始まる語句
胚胎
胚子
胚芽
胚
胚乳
胚珠