“背負物”の読み方と例文
読み方割合
しょいもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あああれでござるか、いや例のこのみのくせで、求めたことは求めましたが、さて、なんに使うということもできないしなで、とんだ背負物しょいものでござる。あはははははは」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その目的と全く齟齬そごした仲間を、同志のうちに加えて行かねばならない——たとえば女子と小人とは養い難いものであるとも、結局は大人君子の背負物しょいものであって、度し難いものであるに拘らず
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)