“背瘤”の読み方と例文
読み方割合
せこぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特に強い印象は、重錘揚じゅうすいあげ選手みたいに畸形きけい的な発達をした上体と、不気味なくらい大きな顔と四ひらで、肩の廻りには団々たる肉塊が、駱駝らくだ背瘤せこぶのように幾つも盛り上っていた。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)