肩胛骨かひがらぼね)” の例文
後ろから左の胸、肩胛骨かひがらぼねの下を一と突き、間違ひもなく心の臟をやられたもので、恐らく聲も立てずに死んでしまつたことでせう。
あぶらぎつた薄汚いくび、幅広の肩胛骨かひがらぼね
傷は背中の左、肩胛骨かひがらぼねの下を深々とゑぐられたもので、仰向けに倒れて居るところを見ると、背中を刺されたまゝ押し倒されたのでせう。
傷は背中の肩胛骨かひがらぼねの下から一と突き、血はあまり出た樣子もありませんが、傷の深さは心の臟を破つて、前へ突きけさう。
友次郎はさう言ひ乍ら、死體のあはせを肩から剥いで、左の肩胛骨かひがらぼねの下に口を開いた、物凄い傷をガラツ八に見せました。
傷は背中から一箇所、槍でゑぐつたか、刀で突いたか、得物が無いのでわかりませんが、左肩胛骨かひがらぼねの下を、心の臟へかけての深い傷で、何樣凄まじい血潮です。
最初俺は又吉を殺したのは主人の千本といふ人かと思つたが、抱き附いて來たところを、存分にさせて置いて、背後へ手を廻して匕首で肩胛骨かひがらぼねの下を突いたのは女だ
肩胛骨かひがらぼねの下から、見事に心の臟を突いたらしく、恐らく大したあがきもせずに死んだことでせう。
お雪の手には匕首あひくちがあつたから、抱き込まれたまんま、左の背後うしろ肩胛骨かひがらぼねの下を力任せにグザと突いた
フイゴの前に横つ伏しになつて、陣羽織のやうなチヤンチヤンを着て居りますが、背中の丁度左肩胛骨かひがらぼねの下のあたりを一とヱグリにされ、血は八方に飛び散つて居ります。
肩胛骨かひがらぼねの下をやられたもので、心の臟を破つたらしく、恐らく聲も立てずに死んだことでせう。
一人は濱松町の米屋の息子、もう一人は新網のやくざ者、いづれもお常の茶屋の歸り、町の小闇で、背後から肩胛骨かひがらぼねの下をやられて、たつた一突きで死んで了つたのでした。
片手拜みに默祷もくたうをさゝげて、胸へかけた薄いものを剥ぐと、傷は背中——左の肩胛骨かひがらぼねの下から一と突き、心の臟をゑぐつた樣子ですから、まさに一とたまりもなかつたでせう。
後向になると、の羽織は肩胛骨かひがらぼねのあたりから、帶の結びつ玉のあたりへかけて、眞一文字に斬り下げられ、大きく開いた口の中から、これも少しかれた單衣ひとへが見えるのでした。
傷といふのは、伊達だての素袷の背後から、牛の角突きに一箇所だけ、左の肩胛骨かひがらぼねの下のあたり、狙つたやうに心臟へかけてやられたのですから、大の男でも一たまりもなかつたでせう。
左の背中、肩胛骨かひがらぼねの下から匕首あひくちを突き刺されて、冷たくなつてゐるのでした。
傷は後ろから肩胛骨かひがらぼねの下を一と突き、餘程狙ひ定めたものでせう。
「主人の傷は、後から背中の左、肩胛骨かひがらぼねの下をやられた筈ですが」