“かひがらぼね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肩胛骨93.8%
肩胛6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傷は背中の左、肩胛骨かひがらぼねの下を深々とゑぐられたもので、仰向けに倒れて居るところを見ると、背中を刺されたまゝ押し倒されたのでせう。
傷は背中の肩胛骨かひがらぼねの下から一と突き、血はあまり出た樣子もありませんが、傷の深さは心の臟を破つて、前へ突きけさう。
かゝる骨には褐色の尖帽をせて、腹に繩を結び、手には一卷の經文若くは枯れたる花束を持たせたり。贄卓にへづくゑ花形はながたの燭臺、そのほかの飾をば肩胛かひがらぼね脊椎せのつちぼねなどにて細工したり。人骨の浮彫うきぼりあり。