“肝嚢”の読み方と例文
読み方割合
かんのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げによき御言葉みことばにこそ。——天に二じつあらせてはなりませぬ。さるがゆえに正成、微臣に過ぎぬ身にござりますが、ここ昼夜、肝嚢かんのうを病むばかり世のすえ案じられてまいりまする……。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)