肌神守はだまもり)” の例文
白髪まじりの四方髪そうがみである。年ばえは六十あまり、絹の寝巻ねまきに、白小袖を下に着ている。懐中ふところあらためてみると、肌神守はだまもりとして観音像と地蔵尊の二体が出て来た。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)