肉桃色にくももいろ)” の例文
やや左手の眼の前に落ちかかる日輪はただれたような日中のごみを風にはらわれ、ただ肉桃色にくももいろぼんのように空虚に丸い。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)