聴許ゆるし)” の例文
旧字:聽許
坪内先生は、他のお二人とは違って、笑い顔どころでなく、真剣に、腕組みをして、じっと聞いてくださっていて、暫く黙してのち、何も彼もお聴許ゆるしになった。
古い暦:私と坪内先生 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)