聴者ていしや)” の例文
「九日。雨。山崎宗運法眼開茶宴。君侯為賓。茝庭先生為主接賓。以故休講傷寒論。大兄当直上邸。」多紀茝庭たきさいていが傷寒論を講じ、柏軒が聴者ていしや中にあつたことが此に由つて知られる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)