トップ
>
聊
>
いさ
ふりがな文庫
“
聊
(
いさ
)” の例文
年齢や環境に
聊
(
いさ
)
さかの貧しさもあってはならないのだ。慎み深い表情が何よりであり、
雰囲気
(
ふんいき
)
は二人でしみじみと没頭出来るようなただよいでなくてはならない。
晩菊
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
私が、自分から「親友」などと呼びかけるのは、
聊
(
いさ
)
さかキザだけれど、でも、彼には、あの変屈な金持黒住箒吉には、友だちというものは、この私一人しかいない筈なのだ。
蝕眠譜
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
鷺太郎は、素人の感も馬鹿にはならぬ、と
聊
(
いさ
)
さか得意で、先頭に立って歩いていた。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
と、
聊
(
いさ
)
さか
憤然
(
むっ
)
として答えた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
聊
漢検1級
部首:⽿
11画
“聊”を含む語句
無聊
聊爾
聊斎志異
露聊
不聊
無聊至極
無聊頼
聊復爾
聊生
聊齋
鰥居無聊