耳触みみざわ)” の例文
旧字:耳觸
沼南の傍若無人の高笑いや夫人のヒッヒッとくすぐられるような笑いが余り耳触みみざわりになるので、「百姓、静かにしろ」と罵声ばせいを浴びせ掛けられた。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)