“耳痺”の読み方と例文
読み方割合
みみし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忽ちガーッと烏の、森に木精こだまして響き渡った。すなわち合図の烏笛! と、そいつに答えるように、梢や木蔭や草むらから、ガーッガーッと烏の啼く音、耳痺みみしいるばかりに聞こえて来た。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)