“老孃”のいろいろな読み方と例文
新字：老嬢
読み方割合
オールドミス33.3%
オールド・ミス33.3%
オウルドミス16.7%
らうぢやう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは老孃（オールドミス）によくある更年期のヒステリーでせう。平次はそんな理屈は知らなくても世間の例は澤山見てをります。
銭形平次捕物控：225 女護の島異変 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
ああした女というものは、決して老孃（オールド・ミス）になんかなれるものじゃない。そうした要求から必らず嫁に行く——これがああした女の自然法則なのだ。
永遠の夫 (旧字新仮名) ／ フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
老孃（オウルドミス）の身の薄くナイフ執るこそさみしけれ。
思ひ出：抒情小曲集 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
四十年配の老孃（らうぢやう）の好奇心は果てしもありません。
銭形平次捕物控：273 金の番 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)