“オールドミス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老嬢60.0%
老孃40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いはゆる老嬢オールドミスには違ひないが、その風丰と云ひ、挙止と云ひ、殊に、多少鼻にかかる言葉の調子に至つては「オールド」の色よりも「ミス」の気が勝ち、世間タイプで云ふ先生タイプのなかでも
荒天吉日 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
それは老孃オールドミスによくある更年期のヒステリーでせう。平次はそんな理屈は知らなくても世間の例は澤山見てをります。
老孃オールドミスのさみしさか
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
上總屋の叔母のお常は、四十三の老孃オールドミスでしたが、身だしなみが良くて綺麗好きで、三十二三にしか見られないと言はれるのが、この上もないほこりだつたのです。