翻々へんぺん)” の例文
旧字:飜々
自然の天心からこれを観れば、青々と生じ、翻々へんぺんと落葉する——それを見るのとなんの変りもない平凡事にすぎますまい
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山はところどころ紅葉して、郊外の水や道には、翻々へんぺん、枯葉が舞っていた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旗幡翻々へんぺんと道をめ、土民はそれを迎えて拝舞雀躍はいぶじゃくやくした。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)