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翫賞
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がんしょう
ふりがな文庫
“
翫賞
(
がんしょう
)” の例文
もっとも今日と昔とでは啼きごえの聴き分け方や
翫賞
(
がんしょう
)
法が幾分異なるらしいけれどもまず今日の例をもって話せばケッキョ、ケッキョ
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
骨董
(
こっとう
)
趣味とは主として古美術品の
翫賞
(
がんしょう
)
に関して現われる一種の不純な趣味であって、純粋な芸術的の趣味とは自ずから区別さるべきものである。
科学上の骨董趣味と温故知新
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
逆に言えば陶器の
肌
(
はだ
)
の感触には生きた肉の感じに似たものがある。ある意味において陶器の
翫賞
(
がんしょう
)
はエロチシズムの一変形であるのかもしれない。
青磁のモンタージュ
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
賞
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“翫”で始まる語句
翫具
翫
翫味
翫弄
翫物
翫弄物
翫読
翫具屋
翫右衛門
翫香