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羨怨
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せんえん
ふりがな文庫
“
羨怨
(
せんえん
)” の例文
女子の
悋気
(
りんき
)
はなほ
恕
(
ゆる
)
すべし。男子が
嫉妬
(
しっと
)
こそ哀れにも
浅間
(
あさま
)
しき限りなれ。そもそも嫉妬は私欲の迷にして
羨怨
(
せんえん
)
の心
憤怒
(
ふんぬ
)
と化して復讐の悪意を
醸
(
かも
)
す。
野暮
(
やぼ
)
の
骨頂
(
こっちょう
)
なり。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
今日、その事を思返すだけでも、明治時代と大正以後の世の中との相違が知られる。その頃の世の中には
猜疑
(
さいぎ
)
と
羨怨
(
せんえん
)
の眼が今日ほど鋭くひかり輝いていなかったのである。
雪の日
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
羨
常用漢字
中学
部首:⽺
13画
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“羨”で始まる語句
羨
羨望
羨敷
羨渓
羨殺
羨涎
羨道
羨望者