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羊腸
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やうちやう
ふりがな文庫
“
羊腸
(
やうちやう
)” の例文
さては遠きに倦みたる眼を伏せて、
羊腸
(
やうちやう
)
たる山路の草かげに
嫋々
(
なよ/\
)
と靡ける
撫子
(
なでしこ
)
の花を憐れむも興あるべし。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
(七八)
夏桀
(
かけつ
)
の
居
(
きよ
)
は
(七九)
河濟
(
かせい
)
を
左
(
ひだり
)
にし、
(八〇)
泰華
(
たいくわ
)
を
右
(
みぎ
)
にし、
(八一)
伊闕
(
いけつ
)
其南
(
そのみなみ
)
に
在
(
あ
)
り、
(八二)
羊腸
(
やうちやう
)
其北
(
そのきた
)
に
在
(
あ
)
りしが、
政
(
まつりごと
)
を
修
(
をさ
)
むること
仁
(
じん
)
ならず、
湯
(
たう
)
、
之
(
これ
)
を
放
(
はな
)
てり。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
中は
羊腸
(
やうちやう
)
たる拔け裏、娘の姿は本當に虹のやうに蒸發して了つたのでした。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
羊
常用漢字
小3
部首:⽺
6画
腸
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“羊腸”で始まる語句
羊腸折