むすび)” の例文
汝の指かゝるむすびを解くをえずともあやしむに足らず、こはその試みられざるによりていと固くなりたればなり。 五八—六〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一はことに價たふとし、されど一はむすびほぐすものなるがゆゑにあくるにあたりて極めて大なるわざさとりもとむ 一二四—一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
請ふなほ少しく溯りて、高利を貪るは神恩にさからふものなりとの汝の言に及び、そのむすびを解け —九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
こは魂なり、おそらくは行きつゝその負債おひめむすびを解くならむ。 一三—一五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)