“纐纈袍”の読み方と例文
読み方割合
こうけつほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
纐纈袍（こうけつほう）の薄赤さと、社殿の暗さに取り巻かれ、白布で巻かれた一本の腕が、上へ上へと上がって行く。と、それが湾曲し、顔を蔽うている仮面の方へ、その指先が泳いで行く。
神州纐纈城 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)