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繪具
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ゑのぐ
ふりがな文庫
“
繪具
(
ゑのぐ
)” の例文
新字:
絵具
それで周三は、
毎日
(
まいにち
)
畫架
(
ぐわか
)
に向ツて歎息ばかりしてゐながら、
定期
(
ていき
)
の時間だけ
丁
(
ちやん
)
と畫室に入ツて、バレツトにテレビン
油
(
ゆ
)
に
繪具
(
ゑのぐ
)
を
捏返
(
ねりかへ
)
してゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
現に石鏃の入りたる儘の土器、小砂利の入りたる儘の土器、
繪具
(
ゑのぐ
)
を入れたる
痕
(
あと
)
有る土器等の發見されたる事有るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
其處で一月ほど何も思はず横になりたい。希はくは此處が何時の
間
(
ま
)
にかその市になつてゐるのだつたら。——錯覺がやうやく成功しはじめると私はそれからそれへ想像の
繪具
(
ゑのぐ
)
を塗りつけてゆく。
檸檬
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
繪
部首:⽷
19画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“繪具”で始まる語句
繪具板