繋続つなぎ)” の例文
平生から繋続つなぎの取れない魂がいとどふわつき出して、実際あるんだか、ないんだかすこぶる明暸めいりょうでない上に、過去一年間の大きな記憶が、悲劇の夢のように、朦朧もうろうと一団の妖氛ようふんとなって
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)