繁次しげじ)” の例文
二十五年には保の次男繁次しげじが二月十八日に生れ、九月二十三日に夭した。感応寺の墓に示教しきょう童子と刻してある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
おひさは繁次しげじを想っていた。それは初めからわかっていたことだ。
落葉の隣り (新字新仮名) / 山本周五郎(著)