“しげじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繁次66.7%
茂次33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十五年には保の次男繁次しげじが二月十八日に生れ、九月二十三日に夭した。感応寺の墓に示教しきょう童子と刻してある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
おひさは繁次しげじを想っていた。それは初めからわかっていたことだ。
落葉の隣り (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
茂次しげじは川越へ出仕事にいっていたので、その火事のことを知ったのは翌日の夕方であった。当日の晩にもちょっと耳にした。
ちいさこべ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)