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線香
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せんこ
ふりがな文庫
“
線香
(
せんこ
)” の例文
三人寄ってお
線香
(
せんこ
)
上げて、「この観音様の
手引
(
てびき
)
やったら、あて死んだかて幸福や」と、私がそないいいましたら
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「お上さん、お寂しゅうがしょうね。
私
(
わっし
)
にもどうかお
線香
(
せんこ
)
を上げさしておくんなさい」
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
杓子
(
しゃくし
)
ですくうて、
線香
(
せんこ
)
で
担
(
にな
)
って、燈心で
括
(
くく
)
って
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“線香”の意味
《名詞》
線香(せんこう)
香料の粉を糊料で線の様に細長く固めたもの。
「蚊取り線香」の略。
「線香代」の略。
(出典:Wiktionary)
“線香”の解説
線香(せんこう) は、好まれる香りを出す材料を細かくして練り合わせ細い棒状や渦巻き状に成型して乾燥させた香(こう)である。直接火をつけ燻蒸と呼ばれる燃焼方法で芳香のある煙を出す。
(出典:Wikipedia)
線
常用漢字
小2
部首:⽷
15画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“線香”で始まる語句
線香立
線香花火
線香煙花