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綺麗好
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きれいずき
ふりがな文庫
“
綺麗好
(
きれいずき
)” の例文
早や
真白
(
まっしろ
)
になった
鬢
(
びん
)
の毛と共に
細面
(
ほそおもて
)
の長い顔には
傷
(
いたま
)
しいまで深い
皺
(
しわ
)
がきざまれていたけれど、しかし日頃の
綺麗好
(
きれいずき
)
に身じまいを怠らぬ皮膚の色はいかにも
滑
(
なめら
)
かにつやつやして
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
綺麗好
(
きれいずき
)
な母が
始終
(
しじゅう
)
気をつけて掃除を
怠
(
おこ
)
たらなかったにかかわらず、一々書物を並べ直すとなると、思わぬ
埃
(
ほこり
)
の色を、目の届かない陰に見つけるので、残らず
揃
(
そろ
)
えるまでには、なかなか手間取った。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
綺
漢検1級
部首:⽷
14画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“綺麗”で始まる語句
綺麗
綺麗事
綺麗首
綺麗揃