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綯
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より
ふりがな文庫
“
綯
(
より
)” の例文
好かぬ昔に飛び込んで、ありがたくほどけ掛けた記憶の
綯
(
より
)
を
逆
(
ぎゃく
)
に戻すは、詩人の同情である。小夜子は急に小野さんと近づいた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこは
懲々
(
こり/″\
)
だよと口の内で云って、こちらへおいでと
頤
(
あご
)
で招いて居ると、やがて来のは同じ年配で、御召の大縞の上着に
段通
(
だんつう
)
織の下着、鼠
緞子
(
どんす
)
の帯を締め、芸子潰しに銀のあばれ
綯
(
より
)
という
扮粧
(
こしらえ
)
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
綯
漢検1級
部首:⽷
14画
“綯”を含む語句
綯交
綯総
令狐綯
綯索
縄綯
肝心綯
観世綯