継棹つぎざお)” の例文
旧字:繼棹
いつの程にか、継棹つぎざおも少年の手に畳まれて、袋に入って、紐までちゃんとゆわえてあった。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
継棹つぎざおの華奢を競ひて鮎仲間
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
この七本竹の継棹つぎざおなんぞ、私には勿体もったいないと思うたが、こういう時は役に立つ。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)