“結末（カタストローフ）” の例文
そんな事を口癖に言って居りましたが、到頭それが事実になって、不思議な結末（カタストローフ）が私達の上を見舞う日が来ました。
新奇談クラブ：02 第二夜　匂う踊り子 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
此の辺で簡単に筋を割って、恐ろしい結末（カタストローフ）へ導きましょう。——太田淡路守の隠居、英山公に手討になった筈のお園は、実は命を助けられて無事で生きて居たのです。
新奇談クラブ：05 第五夜　悪魔の反魂香 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
しかし事情はその晩最後の飛躍をして、とうとう恐ろしい結末（カタストローフ）まで運んでしまいました。
銭形平次捕物控：032 路地の足跡 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
併し事情はその晩最後の飛躍（ひやく）をして、到頭恐ろしい結末（カタストローフ）まで運んで了ひました。
銭形平次捕物控：032 路地の足跡 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)