組緒くみお)” の例文
袋の口をあけるのももどかしく連鎖つがり組緒くみおを引きちぎったところが、それは/\おびたゞしい異香が熏じて、出て来たのは十二単衣ひとえの御装束なのです。
三人法師 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)