“細蠃”の読み方と例文
読み方割合
きしゃご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いさごのなかなる金色こんじき細蠃きしゃごなり。軒に見馴みなれしと思う蜘蛛の巣のおかしかりしさまさえ懐しけれど、最も慕わしく、懐しき心に堪えざりしは、雪とて継母のむすめなる、かの広岡の姉上なりき。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)