“素味(ぢみ)” の例文
其頃の着物は皆素味(ぢみ)だつた。十三、四の頃の着物が残つてゐて、此年になつても私は時折着るが、夫れでちつとも可笑(をか)しいと思へない。夫れ程昔は素味なものが流行(はや)つた。
写生帖の思ひ出 (新字旧仮名) / 上村松園(著)