素人相撲しろうとずもう)” の例文
完全に抑え込まれてから、銚子の黒灰の素人相撲しろうとずもうでは連戦連勝を、またこの白雲の助言によって土をつけられてしまった。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
夏の夜に処の若い者が素人相撲しろうとずもうを催すのも閑地があるためである。
そのあとで里神楽さとかぐらが開かれる。素人相撲しろうとずもうが催される。一方では臨時の大漁踊りが催されようというのです。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
我と思わんものの素人相撲しろうとずもうがあって、山上は人で埋まりましたけれど、それは三日前に済んで、あとかたづけも大方終ってみると、ひときわひっそりしたものであります。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)